請求事例 <双極性障害 ケース④> 30代男性
| 障害の種類 | 精神の障害 |
| 傷病名 | 双極性障害 |
| 年齢/性別 | 30代/男性 |
| 認定結果 | 障害厚生年金 3級 |
| ポイント | 事後重症請求 |
社会人数年目、父親の会社へ入社して経営に関わるようになる。徐々に経営状況が悪化。行き先が見えない状況に不安を抱え、仕事中心の生活となっていく中で、次第に気分の落ち込みや仕事に対する強迫観念のようなものを自覚するようになる。
Aメンタルクリニックを受診。「仕事をするために薬をもらう」という目的で受診しており、診察では症状が安定していると伝えていた。しかし症状は悪化していく。対人関係のトラブルが増え、日常生活を正常に送ることができなくなった。一方、仕事への強迫観念は益々強くなった。主治医から就労にストップをかけられることを恐れて本来の症状を伝えず、昼夜問わずに働き続け、自己判断で処方量より多くの薬を飲んだ。
精神的に一切休まらない状況が続き、限界を迎える。
B病院に転院。
一年半の休職を経て、仕事に復帰。
うつ状態のときには布団から起き上がることができない、かろうじて職場に出向いてもほとんど横になっている。躁状態のときには対人トラブルを起こしやすく、飲食や高額な買い物に散財した。会社では役員でありながら業務のほとんどを免除されていて、就労中は実の姉から作業面や精神面のサポートを受けている。また労働実態以上の報酬を受けている。
LINEにてお問合せをいただきました。
現在までの経緯や就労状況をお聞きし、申請をしてもかなり難しくなるということ、現状で申請した場合に今後どのような影響が考えられるかをお話しし、一度保留となりました。
後日、「状況は理解した上でやはり申請をしたい」とご連絡いただきました。
障害認定日当時は昼夜問わず仕事をしていたこと、また主治医に対して症状が安定していると伝えていたことで、障害等級に達する診断書にはならないと判断し、事後重症請求で進めることとしました。
現在の主治医への診断書依頼では、現在の就労状況と援助の状況を伝え、診断書に反映していただくことができました。
また病歴・就労状況等申立書にも就労における援助の状況に併せ、就労実態以上の報酬を受けていることを記載しました。
非常に難しくなることを予想していましたが、無事に3級の決定となりました。

